よくあるご質問
- 炭の性質、効果について
- 炭の調湿性能とは何ですか?
- 炭を敷くと、床下の湿度は一定になりますか?
- 炭を敷くと、床下の温度は変わりますか?
- 炭を敷くと、室内(居住空間)にも変化はありますか?
- 炭を敷くことで、なぜ家屋が長持ちするのですか?
- 木炭が湿気を大量に吸込んで飽和状態になったり、床下が乾燥し過ぎたりしませんか?
- IOTC床下調湿炭について
- 木炭の原料は何ですか?
- 床下調湿炭の入り数、サイズ、木炭量、容量は?
- IOTC床下調湿炭の特長は何ですか?
- 嫌なニオイの脱臭や、ガス吸着機能があるそうですが、どんな物質に効果的ですか?
- 木炭や不織布は劣化しませんか?
- 施工、メンテナンスについて
- 個人で購入した場合、素人でも施工は可能ですか?
- 施工作業をお願いできますか?
- 床下の空間(高さ)はどの程度必要ですか?
- 敷詰める木炭量の目安は、1坪当りどのくらいですか?
- 施工時間はどれくらい必要ですか?
- 防湿シートは必要ですか?
- ダンボールから炭袋を取り出した際に、袋が破れてしまいました。
- 施工時の炭の粉漏れは大丈夫ですか?
- 交換やメンテナンスは必要ですか? また炭の有効期限は?
- 床下の木材にカビが生えていますが対処方法は?
- 防火面で不安があります。火事の時、床下に炭があると被害が拡大しませんか?
- 配管の水漏れで炭が水に浸かった場合はどうしたらよいですか?
- 設置場所について
- 設置場所に関して注意事項はありますか?
- 床下の土の上にそのまま置いても良いですか?
- ベタ基礎の上にそのまま敷詰められますか?
- 床下換気扇との併用は問題ありませんか?
- 床暖房との併用は問題ありませんか?
- 1階天井での使用は可能ですか?
炭の性質、効果について
炭の調湿性能とは何ですか?
湿度環境の変化に反応して、湿気を吸ったり、吐いたりします。湿度が高くなると素早く吸着し、低くなると素早く放出します。IOTC高機能木炭は、この吸放湿スピードが速く、吸着量が大きいのが特長です。
炭を敷くと、床下の湿度は一定になりますか?
ホームページ内の「【実験】床下調湿炭の威力を試す!」のように、高湿度の場合でも快適環境に近づける効果があります。高温多湿が長く続けば、一時的に一定とは呼べない状況になる可能性がありますが、その期間を最小限に減らしてくれます。
炭を敷くと、床下の温度は変わりますか?
木炭は断熱性があり、地表面からの熱を伝えにくいものです。夏場の高温、冬場の底冷えが緩和されます。
炭を敷くと、室内(居住空間)にも変化はありますか?
ほとんどの住宅では、床下空間と室内の畳/フローリングの間は木製の板1枚で隔てられているだけですので、床下の環境変化は室内にも多大に変化を及ぼします。
炭を敷くことで、なぜ家屋が長持ちするのですか?
家屋の土台となる木材の水分(含水率)の上昇を抑えることにより、結露を防止し、カビや害虫の発生を抑えて腐朽しにくくします。
木炭が湿気を大量に吸込んで飽和状態になったり、床下が乾燥し過ぎたりしませんか?
高温多湿の日本では、一時的に飽和状態になることは考えられますが、木炭が湿気を吸着することにより、腐朽菌が活発に活動する期間を最小限に短縮し、結露の頻度も減少します。また、冬の時期に湿度が低い日が続いても、低温の床下に設置された木炭が乾燥しきってしまうことはありません。
IOTC床下調湿炭について
木炭の原料は何ですか?
嵐や台風で倒れ、ダムに溜まった流木や、物流に伴うパレット、梱包材や家屋解体材を原材料とし、従来は焼却処分されるしかない木材をリサイクルしています。環境にやさしいエコ素材です。
床下調湿炭の入り数、サイズ、木炭量、容量は?
ダンボール梱包(1箱6袋入)
1袋当り:15リットル(重さ約2kg粒状木炭)/サイズL580×W420×厚み80mm
IOTC床下調湿炭の特長は何ですか?
700~800℃の高温で炭化された、高機能木炭による高い調湿性能がカビや腐朽の原因となる結露の発生を抑制します。また、健康に悪影響を及ぼすシックハウスの原因とも言われる有害ガスを吸着除去します。
嫌なニオイの脱臭や、ガス吸着機能があるそうですが、どんな物質に効果的ですか?
化学物質吸着性:シックハウスの要因と言われている、ホルムアルデヒド、ベンゼン、トルエンなどの揮発性有機化合物(VOCガス)です。これらは、家具や内装の接着剤などに含まれています。
臭気性:アンモニア、硫化水素、アセトアルデヒドなどの悪臭や、ペットやカビ、生ごみなどの生活臭など。
これらの脱臭、吸着に効果的です。
木炭や不織布は劣化しませんか?
IOTC木炭は、高温で炭化された化学変化をしない炭素成分です。調湿作用は半永久的です。
不織布は、身の回りの日用雑貨に多用されているプラスチック系の材質です。床下のような直射日光の当たらない場所でも、経年変化により数十年先には破損が考えられます。ただし、木炭の調湿作用や居住者に影響を及ぼすものではありませんのでご安心ください。
施工、メンテナンスについて
個人で購入した場合、素人でも施工は可能ですか?
炭袋を敷詰めるだけの作業ですので特別な技術は必要なく、どなたでも可能です。但し、床下の移動、運搬作業となりますので、お客様の環境によっては「予想以上に作業が大変だった、汚れてしまった」などのご意見を頂くこともあります。
施工作業をお願いできますか?
お住まいのエリアにより、IOTCより施工代理店をご紹介することは可能ですが、お付き合いのある工務店様などが割安かもしれません。
床下の空間(高さ)はどの程度必要ですか?
IOTC調湿炭は厚みが約8cm。床下高20cm以上は設けてください。通気口から吹き込む風の流れにより炭の効果が発揮されます。
敷詰める木炭量の目安は、1坪当りどのくらいですか?
12袋/坪(3.3㎡)または16袋/坪(3.3㎡)が推奨設置数です。
施工時間はどれくらい必要ですか?
新築中の場合は、20~30坪あたり、1人で2~3時間程度が目安です。
既築の場合は、畳を上げたり、点検口からもぐっての作業となりますので時間はかかるかもしれません。
防湿シートは必要ですか?
地面が"乾いている"また"湿っている"状態ですと、基本的には不要と考えております。床下に水溜りや水漏れが見受けられる場合は、原因箇所を補修し乾いた頃に敷詰めて下さい。
ダンボールから炭袋を取り出した際に、袋が破れてしまいました。
炭の不織布袋が破れても性能には何ら問題はありませんので、通常の破れていないものと同様に静かに敷設してください。不織布袋は、敷設工事などの際に木炭の粉塵が飛散するのを防止するためだけの、湿気、ガス、空気を通す包装材です。
施工時の炭の粉漏れは大丈夫ですか?
3層構造の不織布を用いる事で粉落ちを防止。透気性、透湿性は高く、調湿性能は良好です。粉漏れがほとんど無いため、リフォームや畳の張替え時に室内を汚す心配が少なく最適です。
交換やメンテナンスは必要ですか? また炭の有効期限は?
施工後は、メンテナンスフリーですので交換や手入れの必要はございません。調湿効果は半永久的に持続します。
床下の木材にカビが生えていますが対処方法は?
カビを拭き取った後、炭を敷設する事で高い湿度は和らぎ、徐々にカビは減少します。
防火面で不安があります。火事の時、床下に炭があると被害が拡大しませんか?
炭=燃えるといったイメージですが、IOTC木炭は、高温で焼成した炭素で、火が着き難く、着火してもボソボソと弱く燃焼します。ちなみに、木材は270℃程度で燃え始めますが、床下調湿炭は400℃程度で燃え始めます。火力も弱く、火事をひどく拡大させるものではありません。
配管の水漏れで炭が水に浸かった場合はどうしたらよいですか?
水が引けば、炭の吸放湿性能で、徐々に水分を放出し調湿効果は回復いたします。
設置場所について
設置場所に関して注意事項はありますか?
床下に通気、換気口があり十分な風の流動が必要です。床下換気口、基礎パッキンなどで床下が外気と連携しているところで設置してください。地下室などの密閉空間でご使用の場合、調湿性能が充分に発揮できない場合があります。配管などに直接触れさせると結露の原因となることがありますので、避けてください。
床下の土の上にそのまま置いても良いですか?
大丈夫です。ダンボールから炭袋を取り出し敷詰めて下さい。
例:1坪当り12袋敷設の目安 ⇒ 3×4列の並びの場合、4列の間隔を5cm程 隙間を設けて下さい。
例:1坪当り16袋敷設の目安 ⇒ 4×4列の並びの場合、袋の長い方を10cm程重ねて設置して下さい。
ベタ基礎の上にそのまま敷詰められますか?
大丈夫です。新築の場合、コンクリート基礎から湧き出てくる水分も調湿するので効果的です。
床下換気扇との併用は問題ありませんか?
空気の通風が一番のポイントですので、併用することによりなお一層の効果が期待できます。夜間に吸着した湿気を日中に放出するので、日中のみの稼動が効果的です。
床暖房との併用は問題ありませんか?
木炭は電気を通します。直接、床暖房設備に接触させなければ問題がないように思いますが、床暖房メーカー様とご相談ください。
1階天井での使用は可能ですか?
床下調湿炭は軽量ですが、天井の耐過重の心配があります。工務店様などにご相談ください。
